TEL 042-580-5623
 
トップぺージ お知らせ 予定表 メニュー  ご予約 コンセプト 商品  トピックス ギャラリー ブログ・リンク 
 トップページ  初めての方へ  予定表  料金表  ご予約メール  コンセプト  取り扱い商品 トピックス  ヘアギャラリー  ブログ
 
 
paris styles

過去のパリにての研修時の、フォトセッション&モデルカットの模様です


延べ、8日間の研修ツアーでした。初日はパリサロンの営業後に、カット&スタイリングのトレーニングです。
サロン側でカットモデルを用意していただきまして、受講者同士でそれぞれモデルさんを決めてゆきます。
講師の方は一日の営業をフルにこなし、それから終電後までお付き合い、
モデル一人に対し数時間かけて、何度も徹底して教えていただきます。

教えていただく講師の方々は、妥協を許さない、とにかくタフな方々です!

”白板”を組み立て、簡易的な
スタジオスペースの中での撮影が印象的でした。撮影は「光」をいかに操るかが、成功のカギのようです。
カールアイロンでベースを作ってからのアップスタイル。指導者のピンワークが絶妙でした。ヘアの「巧」の技に、ただただ見とれてました ツイストピンカールをベースに、
サイドをフラットにしたスタイル。フォトシューティングのノウハウを深く知りえました。
ランダムな毛束をツイストし、毛先を飛ばしてピンで留めたヘア。セッティングテクニックやスタイルの表現力の差に圧倒されました。
 
    2、3日目はプロのモデルでスタイリング&メイクの後、フォトシューティングです。
それぞれモデルを決め、講師、通訳スタッフ、受講者とでカウンセリングをして、入念にスタイルを決定します。
サロンワークとはかけ離れたヘアを創る為、ピンやアイロン、カーラーなどを多用し、しっかり作り込んで行きます。
それでも、日頃扱い慣れない髪質だったりして、講師の方に助けていただくこともしばしば。
出来上がると、メイクに入ります。ここではプロのメイクの担当の方が最初から全て仕上げます。
 
       
アップスタイルも、いとも簡単にこなします!フロントの毛束のおろし加減にセンスの違いが。

根元のみツイストしたメッシュで創るスタイル。カールではない質感になり、初めてのテクニックに驚愕!  上のモデルの別のスタイル。
ローションをつけ、フィンガーウエーブで、まったく違うスタイルに。
 
こちらも上のスタイルをほぐして再度作ったヘア。あくまでも「創られたナチュラル」を目指します。
 
その後は、出来上がったヘアスタイルにマッチするような、コスチュームをセレクトします。
広いスペースの中に簡易的なスタジオを組んで、撮影します。ここからは全てカメラマン(女性)の方に任せます。
そして、その後の写真が上のような出来になります。 ”ポージング”や画を切り取る構図など、”見せ方”がやはりプロです!
その頃も独学でフォトシューティングをやっておりましたが”引き出しの多さ”に勉強になります!   
 
       
上のモデルのスナップフォト。
襟足の後れ毛をまとめるピンワークが、さすがプロの技です!骨格を知り尽くされたデザインです。
 
上のモデルのスナップフォト。
360度、どこから見ても完璧なデザインにこだわります。メイクもとても勉強になりました。
 
一番上のモデルの、別スタイルのスナップフォト。アレンジ力とテクニック、その引き出しを際限なく、惜しみなく見せていただけます。絶妙なヘアバランスです。 アイロンテクニックで、ナチュラルなヘアに。カールを創るだけではない、様々なアイロンテクニックもご教授いただきました。
 
ワインや昼食などがモデルさんの為に用意されている中、我々は短時間でサンドウィッチなんかをほおばり、すぐにモデルと向き合います。
全神経を傾け集中してカットを終え、「これで完璧だ!」と、見ていただきますが、
「まだここが重い」「左右の長さが違う」「こうすればもっと良くなる」などと
何度もダメ出しをされ、修正を繰り返します。
そしてやっとOKをいただくと、その後はスタイリングもこだわって仕上げます。
講師の方とのイメージが違うと容赦なく手が加えられ、創りかえられます。
そのため一人のカットモデルさんに数時間かかってしまうのです。
 
       
私のパリ最初のカットモデルさん。癖毛がかなり強く、必死にブローで真っ直ぐに仕上げてOKを貰いました!最後にモデルさんの「サティスフェ!」との嬉しいお言葉! 
こちらはゆるいウエ−ブのモデル。日本人との骨格や髪質の違いに、素材を100%生かしきる考え方。「パリのエスプリ」とは、なんぞや?との問いに、答えが出た瞬間でした。

 
流暢な日本語が話せるフランスマダム。講師の”「指」でカールを創って仕上げなさい”とのアドバイス。先生からの初めての「トレビアン!」とのお言葉が嬉しかったのを覚えています!   
 
 最後の日は、数人のカットモデルをこなします。
その頃になると、現地のモデルの方々の髪質や、求めるヘアや内容も理解でき、スムーズに進める事が出来るようになります。
直にパリの空気を感じ、その地での仕事内容に触れることで確実に身になったと感じます。
2度目の渡仏はとても有意義なものでした!何時間もお付き合いいただいたモデルさん方には本当に感謝ですね!
そしてその夜はセーヌ川沿いにあるレストランにて「お別れディナー」。ディプロマ(認定書)をいただき、無事、研修ツアーは終了!
  


最終2日のフリーデイはブルターニュ地方の小都市「レンヌ」で美容室を営む友人(フランス人)のところへ!
「モンサン・ミッシェル」に案内してもらいました!
 


最後に・・・ツアーを主催していただいたN様、そして大御所M氏、通訳等、終始フォローしていただきましたM様、
研修の仲間達、スタッフやモデルの方々、すごくいい経験に成り得ました!!感謝いたしております。